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2018/05/08

■煙石博さんの冤罪事件がテレビで取り上げられます

広島で起こった煙石博さんの冤罪事件に関しては、ブログやフェイスブックで何回か書きこませてもらいましたが、5月9日(水)の午後9時からのTBS特番「一番だけが知っている」で取り上げられることになりました。
番組中、30分ほど、煙石時間が取り上げられるそうです。
お時間が許せば、ぜひともご覧ください。

友人経由で、煙石さんからのメッセージが届きましたので、ご紹介しておきます。
以下は、煙石さんのメッセージです。

最高裁での無罪判決が出て1年を過ぎましたが、失ってしまったものは、あまりにも大きく、壊されたグラスは元には返らない憤りと悔しさが消えません。少しでも私の人権の回復の為にならないかと色々バタバタしてはみますが、なかなか大変なものがあります。私の冤罪事件については、この3月にRCC中国放送が、無罪判決が出て1年として、特集で放送してくれましたが、これまで、東京の放送局から、ラジオ番組がひとつ、いくつかのTV番組から出演協力の依頼がありましたが、色々複雑な思いがあり、どれもお断りしてきました。

しかし、胸中には、常に私の身に降りかかったこの冤罪事件は、私だけの問題ではなく、同じパターンでこれがなされると、一般市民の誰でもが、いくらでも私の様な被害にあってしまうというそら恐ろしさを抱いておりました。再度、似た様な被害者が出て、自白したり、示談したりして人生を失い、泣き寝入りする事が無いように願うばかりですが、私の様な被害者が私の後に出ない為に、私の身に起こった、あってはならない真実を忘れて頂かない様にと思うのです。

ところが、「よかったですね。」と言って下さる方の中に、私の事件の顛末を詳しく知らない方もあり、具体的に真実を話すと改めて驚かれるのです。そんな訳で、身に降りかかった事件をかいつまんで私のホームページのブログの中に書いてきたもの(おととし2016年の10月頃から翌年3月10日最高裁の無罪判決が出る前まで書いています。)を改めてまとめて書きますと、・・・

私は身に覚えのない66600円の窃盗犯に仕立て上げられて、警察では証拠が無いのに信じられない理不尽な自白(お金を盗ってもいないのに盗ったと認めろという)を迫られ、検察では、「警察の間違いを指摘して下さい。」と私が懇願するのに、「盗ったか盗らないかは別にして、66600円に色を付けて、10万円位お金を払えば済むんです。」と、ひたすら示談を勧める検事に驚愕。結局、広島地裁と広島高裁での裁判は、正義と真実の女神(西欧の司法の歴史の中で、大切にされなければならない理念としてある様で、司法を勉強された方々は初学の頃習われるらしいのですが、)この正義と真実の女神の手足を縛って留置場に入れ、裁きの理論を構築していったようなもので、何が何でも有罪ありき(日本の司法は、逮捕、起訴されると有罪率99.9%という問題とされる数字は、それを物語っているものだろうと思います。)の裁判とは、有罪へのエスカレーターでした。

・・・私が体験した事を分かりやすく申し上げると以上の様になります。

それと、東京キー局への番組出演を複雑な思いの中にお断りしてきましたが、この度、TBSの特別番組で、東京で「行列のできる法律・・・」でよく知られている北村晴男弁護士が出演される「一番だけが知っている」という番組に、最高裁で無罪を勝ちとって下さった久保豊年弁護士とVTRで出演します(すでに収録済み)。制作スタッフも出来るだけ真実に基づいて番組作りをして下さる様ですが、とにかく、私の様な被害者が私の後に出ない事につながる様な内容となる様お願い致しました。

番組では、どなたかが私の役とそれぞれの役を演じる再現ドラマがあるそうです。そこは、ドキュメンタリーではないので、私の体験した真実通りではない部分もあるかもしれませんが、今後、私のような被害者が出ない事を願って、多くの方に見て頂きたいと思います。


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