■節子への挽歌3857:畑のやぶの中から卵が見つかりました
節子
昨日の夕方、帰宅してから畑に行きました。
開墾作業の続きで、笹竹のやぶを刈り取る作業です。
これが意外と大変なのです。
小一時間の作業の最後に、藪の中に卵を見つけました。
鶏の卵と同じ大きさで、泥で汚れていましたが、かなり固い感じでした。
それで、誰かが投げ込んだおもちゃかと思っていましたが、汚れていたので水をかけて洗おうとしたら、ピシッと音がしてひびが入りました。
生きた卵でした。
笹薮の奥の方なので、鳥はあまり入れないはずです。
それでヘビの卵かと思いましたが、それにしては大きいのです。
鳩でしょうか。
昨年、わが家の庭木に卵を産んだキジバトの卵と同じ大きさです。
さてどうするか。
ひびが入ったので、もう孵化はしないでしょうか。
選択肢は5つ。
このまま放置するか、なんとか孵化の努力をするか、卵焼きにして食べてしまうか、カラスの餌にするか、埋葬するか。
しかし、第6の方法として、わが家の庭に持ってきて、あんまり目立たないところに、明日の朝まで置いておくことにしました。
夜中に、タヌキかネズミか猫か、あるいはカラスが来て、なかったことにしてくれるかもしれません。
そのことをフェイスブックに書きました。
そうしたら、殻が破れても孵化する可能性はあるのだそうです。
それを教えてくれた人が、20日に湯島に行くから、それまでひと肌程度の温かさで保管しておくようにと言ってきました。
さてさて大変なことになってしまいました。
朝起きて庭に行ったら、たまごはまだありました。
なかったことにはならなかったのです。
もう少し見えやすいところに置けばよかったです。
それで、なんとかあたたかさを維持しながら保管することにしました。
おっかなびっくりです。
なにしろ「生きている存在」ですので。
節子はまた、鳥になって戻ってくると言っていました。
まさかこの卵ではないでしょうね。
なにやらおかしなことになってきました。
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