■節子への挽歌3895:畑でまた倒れそうになってしまいました
節子
2日間の疲れがやはり1~2日遅れて出てきました。
脚が筋肉痛でいささか歩きにくいのです。
しかし、その症状が出てきたのは、今日のお昼ごろ。
疲れが少し残っていたので、今日は畑には水をやるだけにしようと思っていました。
それもちょっと寝坊して、出かけたのが9時過ぎになってしまいました。
2日ぶりでしたが、みんな元気でした。
もちろん野草も笹竹もです。
笹は2日来ないと10センチ以上伸びます。
ちなみに、信じられないことが起こりました。
昨日、私が留守だったので、なんとユカが畑に水をやりに行ってくれたのだそうです。
節子と違って、土いじりが大嫌いのユカが、水をやりに行ってくれるとは感激です。
暑さの上に、太陽がかんかん照りでしたので、そのまま帰ればよかったのですが、(お天道様の)小作人としてはやはりがんばろうと思ってしまい、草刈りを始めてしまったら、いつのまにか畝づくりにまでいってしまっていました。
娘はいつも、一番暑い時に出て行かなくてもいいじゃないかと言いますが、楽をしようなどと思うようでは、本物の小作人とは言えません。
機械を使えとも言いますが、そんな失礼で野蛮なことはできません。
私の小作人根性も、まだ少しは残っているようです。
しかし、やっているうちに、汗がだらだら出てきて、喉が渇いてきました。
今日はホースで水だけやってと思っていたので、私用の水も持ってきていません。
その時に、花にやった水を飲めばいいだけの話だったのですが、それに気づきませんでした。
昨日、那須で上田さんから学んだばかりだったのですが。
このままだとちょっと危ういなと気づき、帰宅することにしました。
しかしうまく立ち上がれません。
そろそろこの2日間の疲れが足のふくろはぎにに出てきたようです。
自転車に乗ろうとしたら、今度は立ちくらみがしてきて転倒しそうになりました。
しかし、休むにも日影がない。
失心するといささか危うい。
さてどうするか。
思考力もなく、帰巣本能にしたがって、ともかく自転車を引きずりながら自然と歩きだしました。
こういう老人が社会に迷惑を与えているのだろうなと思いながら、それでもなんとか家に着きました。
家に倒れ込むように入ったのですが、冷蔵庫まで行けません。
節子がいたら看病してくれたでしょうが。
でもまあ30分ほど倒れていたら動けるようになりました。
困ったものです。
まあそんなわけで午前中は終わりました。
しかし、立ちあがれるようになったら、今度は昨日の疲れか、脚の筋肉痛がはじまりました。
人生は実にうまくできています。
お天道様の叡智には、ただただ学ぶことばかりです。
これだけがんばっていますが、未だ収穫はなし。
でもセロリがそろそろ収穫できそうです。
そうそう「竹の子」ならぬ「笹の子」にチャレンジしようと数本とってきましたが、かじるのが遅かったのか苦いだけでした。
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