■節子への挽歌3893:那須に行きます
節子
人のつながりが、健康にも影響を与えるというような話がテレビでまた話題になっていました。
何をいまさらと思いますが、「つながりの回復」を理念にして始めたコムケア活動も、最初は「つながりの大切さ」や「重荷を背負い合うのがコミュニティ」といった話をていねいにしなければいけなかった頃を思い出します。
しかし社会状況は、ますます「つながり」を壊す方向に向かっているような気もします。
「つながり」を育てる活動が、マスコミで取り上げられることが多くなってきたことが、その証左です。
湯島のサロンも30年続いていますが、最近はいろんなところでサロンが広がっているようです。
湯島にも、自分もサロンを主宰したいので様子を知りたくてやってきたという方が増えています。
それはいいことですが、そうしたサロンを通して、人のつながりを育てていくことが大切です。
残念ながら節子がいなくなってから、そうした仕組みづくりへの気力が薄れてしまい、私もまた、ただサロンをやっているだけになっているような反省もあります。
時々、なにかをはじめますが、思いつきで止まってしまっています。
困ったものです。
今日は、サロンに参加している上田さんから、自分もサロンをやりたいので、一度、那須の別荘に招待されました。
他にも若い友人たちが参加します。
不思議なもので、上田さんからの申し出には抗しがたいものがありました。
いつもは、なんとなくうやむやにしてお受けしないのですが、気がついたら出発日です。
今日は上田さんの自動車で、4人で那須サロンへ出発です。
そういえば、節子が元気だったころ、那須までドライブして、渋滞のため目的地に着いたのが遅くなり、結局、着いてすぐに帰路に向かったことがありました。
那須のイメージが変わるといいのですが。
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