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2018/07/08

■節子への挽歌3927:どんな世界を構成するか

節子
西日本はまだどうも山を越していないようです。
テレビの報道映像を見ていると、山を越したようにも見えますが、新たな危険警報が出るなどしています。

気になっている人たちに連絡しようかどうか迷いましたが、結局、連絡は止めて祈ることにしていました。
何人かからは、状況の連絡がいろんな形で入ってきていますが、どう対処すればいいかもわからずに、いささか気の重い状況です。
その一方で、フェイスブックでは相変わらず無邪気な投稿も多く、不思議というか、奇妙な感じでいます。
世界が広がり、しかもその広い世界の状況が、ライブに入ってくると、人は自分の住んでいる世界への感覚を混乱させてしまいます。
西日本の被害地と、のどかでさわやかな我孫子とが、どうもつながらない。
自分の立ち位置がわからなくなるとともに、世界がヴァーチャルに感じてしまう。

昨日、今度湯島でサロンに取り上げるために、2年前に起こった相模原市のやまゆり園の事件に関する本を何冊か読み直しました。
オウム事件の情報もそうですが、そういう事件が私の生きている社会で発生してしまうことが、私には以前からなかなか理解できないでいます。
そもそも原発事故が起こったにもかかわらず、また原発を再稼働させるというような社会にも、リアリティを感じません。
困ったものですが。

たくさんの物語が混在しながら、社会は展開しているわけですが、どの物語をどう切り取って自分の物語を構築するかで、社会の見え方は全く変わってきます。

とここまで書いたら、予想外のお客様が湯島のオフィスにやって来ました。
途中ですが、アップします。

最近、私自身が、どういう世界を構成していこうかとちょっと迷いだしているものですから、こんな記事を書いてしまいました。

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