■節子への挽歌3921:朝の挨拶
節子
昨夜は風が強かったのですが、今朝は機嫌の悪そうな朝です。
雨模様なのですが、挨拶がてら畑に水やりに行きました。
花壇らしくなってきました。
写真の手前の朝顔は琉球朝顔です。
10月までは咲きつづけます。
これは節子の知らない朝顔です。
写真を撮ろうとしていたら、ウスバカゲロウを見つけました。
まだ眠っていました。
たった500メートルほどの散歩でしたが、6人の人と朝の挨拶をしました。
知り合いも3人いました。
ひとりは、節子も知っている近くの小学生ですが、大きくなりました。
当然ですが、近所の子どもたちも大人になってきています。
節子が会っても、もうわからないでしょう。
時間の経つ速さにはおどろかされます。
あいさつしたうちの3人は、私の知らない人です。
朝の散歩をしていました。
一組は、高齢の夫婦の散歩でした。
うらやましい感じでしたが、もしかしたら治療のための散歩かもしれないと、昔の私たちのことを思い出してしまいました。
声をかけたら、とても元気な声が返ってきたので、とても安堵しました。
もうひとりはやはり高齢の男性で、難しそうな顔をしていたので、一瞬躊躇しましたが、声をかけました。
そうしたら表情が変わって、笑顔でこれもまた大きな返事をしてくれました。
とてもうれしくなりました。
今朝は機嫌の悪そうな朝でしたが、いい日になりそうです。
昨日のちょっと不快になったことも乗り越えられそうです。
人の元気を奪うのは人ですが、人を元気にするのも、やはり人ですね。
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