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2018/07/15

■節子への挽歌3942:葬式には出たくない

節子
またフェイスブックに血圧の話を書いたら、またまたコメントがたくさん来ました。
降圧剤は飲んではいけないという意見と降圧剤は飲まないといけないという、いつもと同じパターンです。
この1か月以上、降圧剤は飲んでいません。
酢タマネギをはじめ、さまざまなことの積み重ねで、血圧の上の値は少し落ち着いて、180以内になってきました。下の値はまだ時々90を超えますが、70台が出ることもあるようになりました。
たぶん改善に向かっているといえるでしょう。
おかしいと自分で感ずることも少なくなりました。

ところで、そのコメントのひとつに、節子もよく知っている武田さんがこうコメントしてきました。

降圧剤は間違いなく効果があります。
やがてワクチンもできるらしいけど、それまでは飲んでください。
私はあなたの葬式なんかに絶対出たくないです。
私より長生きして欲しい3人の一人です。
ワイフと、あなたと、もう一人、この人の名前は言えません。

まあ、最後の一言はいかにも武田さんらしいですが、昨年は、私の葬式には出たくないので付き合いを疎遠にすると言ってきました。
その思いは、私もよくわかります。
親しい友人とは、徐々に疎遠になって、お互いに知らない間に逝ってしまう方がいいと思うことは私にはよくあります。
自分が先の場合はいいですが、後になった時の思いは、節子で十分に体験しました。

武田さんの思いは、一般論としてはよくわかります。
しかし、その言葉を言って3か月もたたないうちに、武田さんから電話があり、昨日は武田さんの問題提起のサロンまでやってしまいました。
ほぼ全員から武田さんの主張は反対されましたし、私はもちろん否定しました。
それでもまあその後で、こういうメールをくれるわけです。

私は時々、舌禍事件を起こしましたし、いまも時に相手の気分を害する発言をしているようです。
私としてはただ素直に思ったことを言うだけですが、それがよくないようです。
困ったものですが、これは直りません。
節子もたぶん苦労したはずですが、次第に私の本心をわかってもらい、すべてが許されるようになりました。
素直な発言で気分を害するのは、相手を信頼していないからです。
私は、基本的に人を信頼し、人を愛します。
人は基本的に素晴らしい存在だと思っていますから、ほめることはほとんどありません。
ほめることが当然だからです。
ですから言葉に出るのは、基本的に悪い点を指摘します。
この姿勢はなかなか理解してもらえません。
最近は少しは気遣うようになりましたが、それでも誤解されることがあります。
40年くらい付き合いのある武田さんにしても、時にたまには私をほめろと言われますが、そんな失礼なことはできません。
困ったものです。

でもまあ、このメールは無視しましょう。
先に逝くかどうかは、お天道様の決めることですから。

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