■節子への挽歌3946:葬儀委員長
節子
私の葬儀が間近いようで、誰が葬儀委員長になるかの話し合いがあったそうです。
そういえば、私も、葬儀委員長を頼むので私よりに先に死なないように、と先日ある友人に話しましたが、それはまあ、私より長生きするよというメッセージを送りたかっただけの話です。
しかし、その話が出たのは、私よりも年下の人たちの場だったのです。
ですから十分にリアリティのある話です。
武田さんからの電話によれば、武田さんはやりたくないので太田さんに頼んだというのです。
なんだかもう私の葬儀が間近いような気がしてしまいますが、太田さんはまだ引き受けていないようです。
葬儀委員長を頼んだわけでもないのに、自分はやりたくないので太田さんにやってくれないかと頼んでおいたという武田さんからの連絡はどう考えたらいいでしょうか。
そろそろ死んだ方がいいのでしょうか。
武田さんとは長い付き合いなので裏切るわけにもいきません。
しかし、武田さんはともかく、太田さんに迷惑をかけることにもなりかねない。
「死ぬべきか生きるべきか」
悩ましい問題です。
しかし、そもそも私は生前葬のつもりなので、葬儀委員長は自分でやるつもりです。
まあ「委員長」というような大げさなものではなく、企画運営担当と言った方がいいでしょうが。
問題はいつやるかです。
あまり早すぎると葬儀の後が生きにくそうです。
あまり遅すぎると自分ではできなくなりかねない。
これまた悩ましい問題です。
人は死後、1日だけ生きかえることが許され、自分の葬儀を行えるようにしてもらえないものでしょうか。
それが許されれば、西日本豪雨で突然生命を絶たれた200人を超える人たちも、救われるでしょう。
突然の死は、あまりにも残酷です。
話題が変わってしまいました。
今日は曇天ですが、気持ちのいい朝です。
畑に行ってきます。
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