■節子への挽歌3956:ウェアラブルクーラー
節子
どうも私の畑作業は危険な作業に見えているようです。
今日も湯島に来た数人の人から、注意されました。
小畑さんは、畑はもちろん外出用にと保冷剤によるウェアラブルクーラーを持ってきてくれました。
小畑さんから、例年とは違う暑さなので意地をはらずにと言われると反論はできません。
その上、小畑さんは、これは「天の奥様の指令かもしれませんというのおです。
そう言われると素直に受け入れなければいけません。
今日は疲れたので、畑はさぼろうかとふと思ったのですが、せっかくいただいたウェアラブルクーラーを使わないわけにはいきません。
それで、帰宅して、畑に行きました。
しかし、畑に行く途中、ふと気が付きました。
これって、暑さに負けずに小作人仕事に精出せということではないか、と。
明日からまた頑張らないといけません。
過酷な暑さですが、小作人はそれに負けずにがんばれということですね。
小畑さんへの感謝をこめて写真を撮りましたが、
小作人にしては真剣みが感じられないと思われそうな写真になってしまいました。
しかしこれは、小作人の幸せは、どんなことにもうれしくて感謝できる小作人根性の現れなのです。
そういえば、昨日読んだ「人間さまお断り」という本にこんな文章がありました。
「大富豪特有の悩みをもうひとつあげるなら、それは人生の意味が薄れていくことだ。なんでも簡単に手に入るなら、なにを手に入れてもありがたみがない。」
質素な小作人の幸せは、大富豪に勝るようです。
心配してくださった皆様に、感謝します。
ありがとうございました。
節子
こんな感じで、みんなに心配されながら、この猛暑を乗り切っています。
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