■節子への挽歌3982:花火を見ていますか?
節子
今日は手賀沼の花火大会です。
ジュンの友だち家族が来るというので、朝から大掃除でした。
ところが、孫のにこが急に熱をだし、ジュン親子も友だち家族も来ないことになりました。
というわけで、今年はユカと2人の花火です。
節子がいた頃は、いろんな人たちに来てもらっていました。
その接待が大変で、節子はゆっくりと花火を見られないほどでした。
そもそも私たちは、花火が大好きなので、それが目の前に見えるこの場所を選んだのですが、お接待好きな節子ですから、それは苦にはならなかったはずです。
節子の最後の年は、さすがに花火を見ることはできず、お客様はありましたが、娘たちに任せて、私たち夫婦は、寝室で花火の音だけを聞いていました。
節子がいなくなってからは、あまり人を呼ぶ気が起きなくなってしまいました。
誰かが来たような気もしますし、娘たちの友人たちだけだったかもしれません。
それほど花火の当日は、私の精神はおかしくなってしまっていました。
花火を見ていても、どうも気が乗りません。
昨年くらいから少し精神的にも安定してきました。
今日はゆっくりと花火を見ようと思います。
そろそろ打ち上げがはじまります。
節子もどこかで見ているでしょうか。
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