■節子への挽歌4034:季節が急に変わりました
節子
一挙に温度が下がり、しかも雨の朝です。
最近また気分的に少し低調です。
今ごろ気づくのも遅すぎますが、どうもやはり精神的にはいまだに不安定なサイクルを繰り返しているのかもしれません。
一度、崩れた安定は、やはりなかなか回復しません。
特に、今朝のように、急な季節の変わり目の雨の日は、元気が出ません。
今日は友人のお見舞いに行くのですが、結果的には私がまた「見舞われる」ことになりそうです。
雨なので、予定は延期ということはよくあることですが、お見舞いはそういうわけにはいきません。
畑はまたしばらくいけそうもありません。
せっかく再開と決めたところなのですが。
新たに植えつけた苗も心配ですが、それ以上に野草が元気づいて、せっかくの畑がまた侵食されるのが気になります。
それに先日見つけたスイカは、成長を止めてしまうでしょう。
異常気象による豪雨などにも関わらず、季節はきちんとルール通りに変化します。
大筋では何も変わっていない。
まあ当然のことですが、変わらない大きな基調とその周辺で起こる乱調の組み合わせが、自然の姿なのでしょう。
しかし、最近の自然は、ドラマティックです。
そこに「怒り」を感じます。
それに対して、私の人生は、基調も乱調も、いずれも多様性の少ない地味な単調さで、ドラマがありません。
しかし、単調さにもそれなりの安定があるといいのですが、どうもそれになかなかたどり着けない。
たぶん、人の死は、平安のなかで訪れるのではないかという気が最近してきています。
思い出せば、節子もそうだったように思います。
現世への未練や怨念が、もしかしたら、その平安を邪魔するかもしれません。
なかなかまだ、平安にはたどり着けません。
雨の日は、思うことが多いです。
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