■カフェサロン「自閉症児を受容し親になる」のご案内
小児外科医の松永正訓さんにまたサロンをお願いしました。
今回のテーマは「自閉症児」です。
松永さんは、今月、「発達障害に生まれて-自閉症児と母の17年」を出版しました。
松永さんが最初に湯島でサロンをしてくださった時のテーマは、「トリソミー 運命の子」、次が「呼吸器の子」。
いずれも松永医師の体験をもとにした素晴らしい本が出版されています。
松永さんは、障害児の「受容」というテーマを通して、生きるとは何か、生命倫理とは何かを、問い続けてきています。
しかも、観察的にではなく、みずからの生き方や価値観を問い質すという姿勢で、当事者に同じ目線で関わりながら、社会への発信を続けています。
私は、松永さんから「受容」ということを教えてもらい、少しだけですが、生き方も変わりました。
松永さんの言葉には、人を変える力があります。
その松永さんに、今回は「自閉症児」と母親の関係を通して、子育てやコミュニケーションの問題も踏まえながら、生きるとは何か、人のつながりとは何か、を考える機会をつくってもらいました。
できれば、松永さんの「発達障害に生まれて-自閉症児と母の17年」(中央公論新社)を、サロンの前にお読みいただければうれしいです。
http://amzn.asia/d/dVyoVyu
その本の紹介文を引用させてもらいます。
人の気持ちがわからない。人間に関心がない。コミュニケーションがとれない。
勇太くんは、会話によって他人と信頼関係を築くことができない。
それは母親に対しても同じだ。
でも母にとっては、明るく跳びはねている勇太くんこそが生きる希望だ。
幼児教育のプロとして活躍する母が世間一般の「理想の子育て」から自由になっていく軌跡を描いた渾身のルポルタージュ。
子育てにおける「普通」という呪縛を問う。
「普通」という呪縛。
私もこのことにずっとこだわって生きている一人です。
時間がいつもとちょっと違いますので、ご注意ください。
もし周りに関心をお持ちの方がいたらお誘いください。
ぜひ多くの人に参加していただきたいと思っています。
〇日時:2018年10月6日(土曜日)午後3時半~6時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「自閉症児を受容し親になる」
〇問題提起:松永正訓さん(小児外科医)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)
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