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2018/09/10

■カフェサロン「宗教をどう考えるか」のお誘い

京都の宇治市で、認知症予防ゲームの開発普及に取り組んできた高林実結樹さんは、湯島でもこれまで認知症関係のほか、古代史や戦時中体験などのサロンを開いてくれました。
心身ともにお元気な80代ですが、代表を務めていたNPO法人認知症予防ネットも後継者に委ね、ひと段落つけることになったそうです。
今回、日本認知症予防学会の学術集会で東京にいらっしゃいますが、これがNPO活動としては東京に来る最後の機会になるということなので、勝手に高林さんに湯島でサロンをお願いすることにしました。
認知症予防に関するサロンを企画しようかと思ったのですが、高林さんから思いもかけないテーマの提案がありました。
「日本人の宗教感覚」です。
高林さんは「青臭い宗教論」をしたいというのです。

高林さんは、曾祖父の代にキリスト教に転向した家に生まれました。
お名前の「実結樹」も、旧約聖書『詩篇第1篇第3節』からの命名だそうです。
三度三度の食事の度に、家族揃ってお祈りをする敬虔なクリスチャン家族でした。
ところが小学2年生の時に、宗教とは惰性と偽善の固まりだという思いになります。
心中深く赤面し、親に内緒で棄教。お祈りはポーズだけで、心を閉ざしたそうです。
時代はちょうど日本社会が国民総動員の戦争に向かっていた頃です。
何が、高林さんをそうさせたのか。

ちなみに、もう20年ほど前の本ですが、「日本人はなぜ無宗教なのか」という本があります。
また、その本のメッセージをさらに広げて、加藤典洋さんは「日本の無思想」という本を書かれています。
前者は、日本の宗教観の特殊性を、後者は信念(信仰)に関する「ホンネとタテマエ」を語っています。
いずれも新書版の読みやすい本です。
宗教や信仰(信条)という視点で、日本の社会を見ると、いろんなことに気づかされます。
しかし、残念ながら日本の社会では、生活や社会とのつながりのなかで、「宗教」を語ることは、そう多くはありません。
そんなわけで、高林さんの提案を受けて、「宗教をどう考えるか」をテーマにしたサロンを開催することにしました。
三連休のど真ん中の、しかも夜の開催ですが、ぜひ多くの人に参加していただきたいと思っています。

高林さんは、「みんなが、どのような宗教感覚で、大人を生きておられるのか、興味津々」と言っています。
多様な時代を生きてきた高林さんの話をお聴きしながら、参加者それぞれの宗教観を気楽に出しあいながら、ちょっとだけ生き方を考えてみるサロンになればと思っています。

よろしくお願いします。
なお認知症環境予防ゲームのことで、高林さんとちょっと話がしたいという方がいたら、ご連絡ください。
6時には高林さんは湯島に着いていると思いますので、高林さんを囲んでのとても短いお茶会を開催する予定です。

〇日時:2018年9月23日(日曜日)午後7時~9時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「宗教をどう考えるか」
〇問題提起:高林實結樹さん(NPO法人認知症予防ネット前代表)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)


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