■節子への挽歌4022:久しぶりに気分が大きく落ち込んでしまいました
節子
昨日のサロンでは、まったく元気をなくしてしまいました。
テーマは政治をどう変えていくかでしたが、問題意識の高い人たちの集まりだと思って話をしていたのですが、あまりに事実認識が違うので唖然としてしまいました。
やはり私の事実認識は、世間からは外れてしまっているようです。
私の話が伝わらないのも仕方ありません。
湯島ではめずらしく、かなり険悪な状況にもなりました。
2人の参加者が、別の参加者への不適切な発言をし、さらにほかのもうひとりがこのサロンのルールを破って今日は気分が悪いと発言したのです。
湯島のサロンのルールは、この種の発言を禁ずることが唯一のルールなのですが、それさえ伝わっていなかった。
今回も、はじめての参加者があったので、そのことは冒頭に話していたのですが、それもたぶん聞いていなかったのでしょうか。
先日、ある若い女性から「昭和の頭」批判をされたことを思い出しました。
最近露呈されだしているスポーツ界のリーダーたちの「昭和の頭」ぶりは、どうも湯島も例外ではなかったようです。
力が抜けてしまいました。
ただ今回初めて湯島に参加してくれたMさんという「昭和の人」は、面白かったと2回も言ってくれました。
要するにこういう話し合いの場は、あまりないのでしょう。
しかし、その一方、そう言う場になれてしまうと、今度は仲間内で空気を創りだしてしまう。
私が一番嫌悪する姿勢です。
そういう人たちが、今の安倍政権を、そしてナチス政権を生みだしていったはずです。
まさに今日のテーマを自分たちが育てているのではないかと思うと、それこそ嘔吐したくなります。
これまでのサロンはなんだったのか!
それにしても、少しは新聞やテレビや本を消化してほしいと思いました。
ただ読んだり観たりしているだけではなく、自分の心身で受け止めてほしい。
そう思ってしまいました。
まあ、自分のことを棚に上げてですが。
しかし、現実を共有していないと話し合いはなかなかできません。
日本の情報環境はすでに管理下に移行しているのかもしれません。
あるいは今日集まった人たちは、学校では優等生だったのかもしれません。
サロンをやっていると、こういうことも時にはないわけではありません。
しかし、節子がいた頃は、節子に話し、話し合うことで、私の気持を相対化することができました。
しかし最近はそういうことができません。
昨日はだんだん憂鬱になってきて、とうとう今朝、つまり今ですが、挽歌にぶつけてしまいました。
節子
相変わらず私は成長していないようです。
困ったものです。
これで気分を変えて、今日もまたサロンです。
テーマは、有機農業。
昨日のサロンとはメンバーが全く違うので、気分は癒されるでしょう。
もっともサロンだけではなく、その後、まさに「昭和の頭」の人とさしで話し合うことになっているので、癒された後また落ち込んでしまうかもしれませんが。
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