« ■節子への挽歌4057:セカンドオピニオン | トップページ | ■「ある世捨て人の物語」 »

2018/10/31

■カフェサロン「過労死など起こらない働き方の未来を考える」のお誘い

働き方改革が話題になっています。
しかし、その捉え方は人によってさまざまで、「働く人」の視座だけで考えられているわけではありません。
同じ「働き方改革」という言葉で、まったく真逆な目的で語られることさえあります。

日本では、ワーク・ライフ・バランスという言葉がよく使われますが、ワークとライフはむしろ統合されるべきものだという意味で、ワーク・ライフ・インテグレーションという捉え方がアメリカの経営の世界では広がっています。
私は、ライフとワークを同じものだと考えていますので、「働き方改革」は「生き方の見直し」と捉えていますが、今回もできればそういう広がりの中で、「働き方」を話し合えればと思います。

「働き方」に関しては、これまでも湯島のサロンでは取り上げてきましたが、今回はこれまでとはちょっと違った視点で取り上げたいと思います。
1980年代には、人間生活の視点から「仕事論」が広がったことがあり、最近はまたAI(人工知能)の視点からの「仕事論」がありますが、大きな潮流としては、経済活動としての仕事論の域を超えていません。
今回は、できれば、「個人の生き方」や「社会のあり方」にも視野を広げられればと思います。

問題提起して下さるのは、長年、医療や福祉の問題に関わってきた小林康子さんです。
小林さんは、過労死防止活動にも取り組んでいます。
今回は実践活動や生活体験のなからの、小林さんが目指したい「働き方」の未来を話してもらい、それを材料に参加者による話し合いができればと思います。
小林さんからは、次のようなメッセージをもらっています。

「働く者の幸福」とはいかなるものなのでしょうか。
人間の存在を支えるものとは、労働時間規制や実現可能な働き方・働かせ方の良い方向などについて、みなさまの考えが伺えればと思っています。

企業で働く人はもちろんですが、企業とは直接縁のない人にも、ぜひ参加していただきたいと思っています。
「働くこと」は「生きること」と深くつながっていますので。
生き方で悩んでいる人も、ぜひご参加ください。

仕事でメンタルダウンしたり、ましてや過労死したりすることが起こらない社会にしていきたいというのが、今回のサロンを企画した思いです。
みなさんの参加をお待ちしています。

〇日時:2018年11月17日(土曜日)午後2~4時
〇場所:湯島コムケアセンター
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「過労死など起こらない働き方の未来を考える」
〇話題提起者:小林康子さん(東京と神奈川の過労死を考える家族の会世話人)
〇会費:500円
○申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

|

« ■節子への挽歌4057:セカンドオピニオン | トップページ | ■「ある世捨て人の物語」 »

お誘い」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■カフェサロン「過労死など起こらない働き方の未来を考える」のお誘い:

« ■節子への挽歌4057:セカンドオピニオン | トップページ | ■「ある世捨て人の物語」 »