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2018/11/22

■石は意思をもっているか

先日の湯島のサロンで、鉱物も生きているのではないかという発言をしてしまいました。
サロンの前日に、ある本で、こんな文章に出くわしたからです。

物質から意識が生まれるはずはないというのは、私たちの単なる思い込みなのかもしれませんね。ご著書で紹介されているチャーマーズの仮説では、月の裏側にぽつんと置かれた石も、太陽光によって容積を膨張させたり収縮させたりするのであれば、自分の温度という意識をもつことになるということですが、それも領けるような気がします。
たばこ総合研究センターで発行している「談」の最新号の、渡辺正峰さんにインタビューしている編集者の佐藤真さんの発言です。 ここで、「ご著書」というのは、渡辺正峰さんの「脳の意識、機械の意識 脳神経科学の挑戦」という本です。 この本は面白いです。

佐藤真さんとは知り合いではないのですが、一度、電話で話したことがあります。
間違い電話をしたら、偶然に佐藤真さんが電話に出たのです。
面識はないのですが、なんとなくそんな気がして、もしかして佐藤真さんですかと訊くとそうだというのです。
それで、「談」は愛読書ですと伝えましたが、間違い電話に会いたいと思っていた人が偶然に出るというのも珍しいですが、その人から話しかけられるというのもめずらしい体験(ちょっと不審な体験と受け取られたかもしれませんが)だったと思います。
残念ながらまだ直接お会いできる機会がやってきていませんが、いつか会えるでしょう。


大学生の頃、読んだソ連作家のSF作品に、生きている石のはなしがあったので、その本を探したのですが、どこかに埋もれていて見つかりません。
短編集ですが、そこには地中を飛び交う鳥の話もありました。
いずれも私の世界観を広げてくれた小説です。

ところで、石が意思をもつかですが、サロンの参加者から「さざれ石」もあるねとメールが来ました。
そういえば、ルーマニアにはトロヴァントの石という、成長し分裂していく石もあるそうです。
それに有名な「ガイア仮説」という、地球自体が生きているという説もあります。
これもソ連の作家の「ソラリス」という長編小説(2回、映画化されています)は星自体が生命体でした。

石には意思があると思うと、そうぞんざいには扱えません。
それに最近の日本人を見ていると、むしろ意思を持っていないのではないかと思ってしまうこともあります。
AIの意思もさることながら、まずは自らの意思をしっかりと自覚しなければいけません。
まあ、そうするとちょっと生きにくいこともありますが。

湯島のサロンでの話し合いは、こんな形で後に続いていることもあります。
そしてそれが時にまた次のサロンになるわけです。
石に意思があるかは、サロンのテーマにはなりそうもありませんが。

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