■節子への挽歌4068:寝室があったかです
節子
寒くなりました。
不思議なことがあります。
節子がいなくなってから、数年たってから気が付いたことがあります。
冬の寝室があまり寒くないのです。
そればかりではなく、あまり暗くならないのです。
普通は逆になるのではないかと思うのですが、なぜかそんな気がしまう。
最近は、節子がそうしてくれているという気がします。
寒くなっても、なぜか以前よりも寒くない。
あったかな空気が寝室を包み込んでいるようです。
そういうことに気づきだしたのは、たぶん七回忌を終えた頃からだと思います。
その頃から、体調も良くなりました。
いや正確には、いろんなことが気にならなくなったというべきでしょうか。
たしかに年齢と共に身体的機能は劣化していますが、いずれも気にならなくなりました。
今朝も寒い朝です。
しかし家中に何かあったかさが残っている。
きっと節子が守ってくれているのでしょう。
1週間ぶりに般若心経をきちんとあげました。
最近、おしまいの真言中の真言だけですましてしまうようになっていました。
なかなかリズムが戻りませんが、今年も残すところ3週間。
がんばって節子への挽歌も挽回しようと思います。
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