■ローラさんの辺野古基地に関する発言騒動
タレントのローラさんが辺野古基地に関して発言したことが話題になっています。
今朝もテレビのワイドショーで、タレントたちが話題にしていましたが、こんなこと自体が話題になること自体が私にはおかしく感じます。
これに関しては、同じくタレントの高木美保さんの反応が、私の気持ちに一番合います。
ちょっと長いですが、ネットからの記事を引用させてもらいます。
そろそろ日本もやっぱり有名人とかね、芸能人とかの政治的発言はタブーっていう、その発想を変える時代なんじゃないかと。 つまり、インターネットで今回のもそうですけど、世界と繋がるわけですよね。「世界の中で、日本だけが鎖国状態になる考えかたでいていいのかな」と思うし。 政治的発言は別に「政治家を倒そう」とかいうことではなくて、「この国をよくしたい」それから「政治家にもよくなってもらいたい」…そういう純粋さを、私はローラさんから感じるんですね。私も同じように感じます。それから、ローラさんの今度の発言は「辺野古の自然を守りたい」っていうメッセージだけではなくて、もう1つの大事なメッセージとして「自分が勇気をもっていうべきこと、伝えたいことをちゃんと伝えようよ」「ハッピーに伝えようよ」って。
「それはとっても自分を強くするし、幸せな気分にするよ」っていうことを伝えているわけで、1つは環境のため、1つは生きかたを…パワーをみんなに注入してるっていうのかな。両方の…私は素晴らしさがあると思っていて。
もう一つ、共感した発言がありました。
爆笑問題の田中さんが、同席していたタレントのローラ発言批判に対して、「タレントの活動にはすべて何らかの政治性が含まれている」と明言しました。
これもまったく同感です。
私たちの日常の行為は、すべて政治に繋がっています。
同時に美しい海を残したいというローラさんの思いは、難しい理屈以上に大切なことだと思います。
政治の原点は、そういうところにこそ、置くべきだと私は思います。
芸能人は、芸能人である前に人間なのです。
立場上、自由にものが言えないなどということがあってはなりません。
それはすべて「言い訳」であって、誠実な生き方ではありません。
誠実であることの対象は、職務にではなく,人間としてでなくてはいけません。
タレントという言葉もは嫌いですが、まだ人間でいつづけている人がいて、ほっとします。
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