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2018/12/28

■節子への挽歌4075:節子のおかげで人生がまた変わりそうです

節子
今日は今年最後の湯島です。
午前中に僧侶の中下さんと会いました。
中下さんは、私の生き方に影響を与えつつあります。
少しずつ世間から退出しようと思っていたのに、中下さんのおかげで、退出どころか、かかわりを深める羽目になりそうです。
なぜなら、中下さんは、私がこの20年取り組んできた「大きな福祉」の精神に共感して、私の思いを再び前に進めようと働きかけてくれているのです。
これに関しては、また少しずつ書くことになると思いますが、来年は「みんなの葬儀社」的な活動に取り組もうと思います。

節子の葬儀を終えた後、葬儀について考えたことがいくつかあります。
節子の葬儀は、残念ながら、節子が望んでいたスタイルとはちょっと違ったものになってしまったかもしれませんが、当日になって、少しでも私たちらしい葬儀になるように努力しました。

一番よかったのは、通夜の会葬の後、私と娘たちが、出口に並んで、一人ずつにお礼を言えるスタイルにしたことです。
葬儀社は最初反対しましたが、無理やり出口に椅子を持って行って、座ったのです。
もっとも私自身は、涙が堪えられずに、話すというほどではなかったのですが、会葬者全員に個々にお辞儀をすることができました。
告別式の時には、それはできませんでしたが、みなさんにお話しさせてもらえました。
それだけのことでも、会葬者とのつながりを実感できた気がします。

遺族も会葬者も、そういう心の触れ合える葬儀をしたいとずっと思っていましたが、まさか自らも葬儀を企画する側になるとは思ってもいませんでした。
しかし、中下さんから、「死を消費する時代」ではなく「死を活かす時代」にしたいと声をかけられて、何回か話しているうちに、私の意識も変わってきました。
「そう思ったらやればいい」というのが、私の基本姿勢のはずですが、葬儀に関しては、どこかで関われないと思っていたのです。
中下さんとは何回も会いました。
そして1か月ほど前に決めました。

節子がいたら、たぶんこういうことにはならなかったかもしれませんが、中下さんはいつも、節子の話をします。
中下さんはもちろん節子とは面識はありませんが、挽歌を通して節子を知っているのです。
言い替えれば、節子がいなければ、私は中下さんと会うことはなかったでしょう。
中下さんが、私に「みんなの葬儀社」を提案してくることもなかったでしょう。
中下さんとの縁を生み出したのは、節子です。

これも節子の思いかもしれません。
生きているときよりも、死でしまった後の節子のほうが、どうも私の生き方に大きな影響を与えているようです。

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