■カフェサロン「沖縄の辺野古県民投票を考える」のご案内
久しぶりにリンカーンクラブサロンを開催します。
テーマは、いま話題になっている沖縄県民投票を材料に、国民投票について考えたいと思います。
あわせて辺野古の問題もちょっとだけ、考えられればと思います。
リンカーンクラブは、できるだけ国民一人ひとりの意見が政治に反映する仕組みを目指しています。
そのためには、制度に期待するだけではなく、私たち一人ひとりが、政治に対する関心を高め、自らの意見をしっかり持って、できることに取り組んでいくことが大切です。
リンカーンクラブサロンは、そうした場のひとつのしたいと思っています。
今回の沖縄の住民投票は、さまざまな問題を示唆しています。
最近の新聞記事によれば、沖縄県の一部の自治体の首長は県民投票には協力しないことを明言していますが、住民も必ずしもみんな賛成ではないようです。
ある人は、「県民の分断を深める」県民投票には懐疑的だと言っています。
知人同士でも、酒が入ると言い合いになることがあり、「(投票すれば)本音だけがむき出しになり、県民がいがみ合う。こんな苦しみはうんざりだと言っている人もいるそうです。
私自身は、そうした発言そのものに大きな違和感がありますが。
県民投票をやるためには5億円以上もかかると言われていますが、菅官房長官は投票結果が工事に与える影響は「まったくない」と明言しており、政府が工事を止めることはないと思うと諦めている人もいて、「それなら、お金を福祉に回した方がいい。仮に投票が実施されても、行くつもりはない」という人もいると報道されています。
こうした考えにも、私は本末転倒を感じます。
さらに実際に県民投票をやるとなれば、実務は基礎自治体である市町村が担うことになりますが、そこで果たして公正な投票が行われるかどうかもわかりません。
こんなことを話し合いながら、国民投票(住民投票)というものを通して、「政治」について考えるサロンにできればと思っています。
政治こそ、私たちの生活を支える基盤です。
辺野古にも国民投票にも、まったく関心も知識ももっていなかった人も含めて、いろんな立場の人に気楽に参加してほしいと思っています。
私たち一人ひとりが変わらなければ、日本の政治も社会も変わっていかないのですから。
誰もが気楽に話し合えるサロンですので、どうぞ気楽にご参加ください。
〇日時:2019年1月26日(土曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「沖縄の辺野古県民投票を考える」
辺野古基地に関する沖縄県民投票の住民や自治体の反応を材料に民主主義とは何かを考える。
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)
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