« ■「認知症になってもだいじょうぶ!」(藤田和子)をお勧めします | トップページ | ■節子への挽歌4109:「私たち抜きに私たちのことを決めないで」 »

2019/02/12

■湯島サロン「お墓のことを考えたことはありますか」のお誘い

湯島では、昨年から「死の視点から生き方を考えよう」という主旨のサロンを何回か行ってきました。さらにそこから、「新しいお葬式や死への取り組み方」を考えていくプロジェクトの立ち上げも検討しています。
根底にあるのは、「死」とは「別れ」であると同時に、「つながり」の契機だという考えです。
これは、これまでの湯島のサロンの理念と重なっています。
そうした活動の一環として、それに関連したサロンやミーティングを今年も毎月開催していく予定です。

その皮切りとして、3月13日に、長年、お墓のお仕事をされている篠田さん(篠田石材工業代表取締役)に「お墓」をテーマにサロンをしていただくことにしました。
お墓は、日常生活の中ではあまり話題になることはありませんが、暮らしの中に埋め込まれている、お彼岸やお盆には、お墓参りに行く人も少なくないでしょう。
また、誰にも訪れる「死」の後の「棲み処」としてのお墓をどうするかは、誰にとっても避けられない問題です。
しかし、にもかかわらず、お墓に関しては、私たちはあまり知りませんし、話し合うことも少ない。
最近は、「お墓は要らない」という人も増えているようです。

東日本大震災後の被災地を訪問した時、とても印象的な風景に出会いました。
住居の復興は全く手付かずだった集落に、一か所だけきれいに復興したところがありました。
集落の墓地でした。
お墓はしっかりと立て直されていました。
そこに住む人たちにとっては、生きる拠り所がお墓だったのかもしれません。
遺された人たちと逝ってしまった人たちをつなぐだけではなく、遺されて生きている人たちの支えになっているような気がしました。
お墓や墓地(霊園)の持つ意味を、改めて考えさせられました。

私が、お墓の意味に気づいたのは、妻を見送った後です。
いまは毎月、時には孫もつれて、お墓参りに行っています。
お墓の持つ意味は、普段はなかなか気づきませんが、生きることと深くつながっているように思います。

先日、お葬式をテーマにした話し合いを開いたのですが、参加者の中に数名、自分は「散骨」希望だという人がいました。
つまり、「お墓」をつくらないということです。
その理由はさまざまですが、費用的な理由や遺された人に負担をかけてしまうという理由もありました。
しかし、もしかしたらそう考えてしまうことに、問題があるのかもしれません。
「葬儀」もそうですが、「お墓」も、遺されたものが生きていくという視点で考え直すことが大切になってきているように思います。

費用や煩わしさの問題は、お墓に関する知識があれば、考えが変わるかもしれません。
しかし、お墓について、気楽に話を聞いたり質問したりする場はあまりありません。
そこで今回は長年お墓のお仕事をされている篠田さんにお墓や霊園に関してお話しいただき、その後、なんでもQ&Aをさせてもらえるサロンを企画しました。
篠田さんは、100年を超える老舗の石材店の経営者で、お墓を通して、社会の変化や死生観の変化も見てきている人です。
お墓にまつわるいろんな相談にも乗ってもらえるかもしれません。
そして、お墓を通して、生き方を考えるような場にもしたいと思っています。

ぜひ多くの人に参加したいと思っています。

〇日時:2019年3月13日(水曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
○話題提供:篠田雅央さん(篠田石材工業代表取締役)
〇テーマ:「お墓のことを考えたことはありますか」
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

|

« ■「認知症になってもだいじょうぶ!」(藤田和子)をお勧めします | トップページ | ■節子への挽歌4109:「私たち抜きに私たちのことを決めないで」 »

お誘い」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■湯島サロン「お墓のことを考えたことはありますか」のお誘い:

« ■「認知症になってもだいじょうぶ!」(藤田和子)をお勧めします | トップページ | ■節子への挽歌4109:「私たち抜きに私たちのことを決めないで」 »