■節子への挽歌4129:書籍の廃棄
節子
湯河原は、一時期、私の仕事場でもありました。
原稿を書くときには締切日の3日前に来て、ここで書いていました。
しかし、原稿を苦ことも少なくなり、次第に仕事場の役割は果たさなくなりました。
そのため、せっかく送った書籍のかなりの部分は我孫子に返送したのですが、まだ時々、読み直したくなる本が出てきます。
しかし、資料や雑誌類は少しずつ廃棄しないといけないと思いだしています。
節子がいなくなってから、1~2度来たときにも、かなりの量を廃棄したのですが、今回もユカに手伝ってもらい廃棄しました。
あまり一挙に捨てるとゴミ捨て場に迷惑がかかるので、少し遠慮しましたが、だいぶ廃棄できました。
これから時々来ないといけません。
理想は売却したいのですが、湯河原には新しいマンションが増えているので、なかなか売却も難しいのです。
まあ節子がいたらやってくれるでしょうが、私はその種のことが苦手です。
書籍や資料を捨てるのは結構つらいものです。
一冊一冊に思いがこもっているからです。
しかし今回は、有無を言わさずに資料や雑誌類は一挙に捨てました。
こうして自分の人生を少しずつ整理していくことになるのでしょう。
少しさびしい気分です。
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