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2019/03/18

■節子への挽歌4142:同世代の人たち

節子
同世代の友人ががんになったと連絡を受けました。
この歳になると、この種の連絡は少なくないのですが、最近は「風邪を引いた」くらいの感じで受け止めています。
そのうち、がんよりも風邪の方が心配になるようになるかもしれませんが。

もっとも同じ世代でも相変わらず元気いっぱいの人も少なくありません。
今朝もその一人から、今日の夕方会えないかと連絡が来ました。
残念ながら今日は目いっぱい予定が入っていてだめなのですが、近いうちに会おうと思います。

もっとも、元気であろうと病気であろうと、いずれにしろ「現世」からはそう遠くない時期に旅立つという点では共通しています。
それが、意識しているかどうかとは関係なく、生活行動に表れてくるように思います。
私だけかもしれませんが、現世の先が少しずつ感じられてくるということもあります。
いずれにしろ、考え方が変わってきます。
自分の生きてきたあかしを確認するかのように、友人に会いたくなる人もいるようです。
最近、時々、そうした人が訪ねてきます。
私も、以前、そういう気になったことがありますが、いまはあまりありません。
また「向こうの世界」で会えるだろうという感じが強くなってきているからです。
それに、現世であったところで、何を話すのか。

同世代の人の生き方を見ていると、自分を見ているようなことも少なくありません。
人は「たくさんの自分」を持っていますが、私が選択しなかった自分を生きている人もいれば、自分には気付かなかった生き方をしている人もいます。
さて、私の生き方は、同世代の人にはどう映っているのでしょうか。

いや、なによりも、彼岸にいる節子にはどう見えているでしょう。
そう思うと、ますます素直な自分を生きないといけないなと思います。

と、ここまで書いてきたら、今、電話がかかってきました。
元気いっぱいの人がやはり今日、会いたいというのです。
なんとか時間を調整して、ちょっとでもあわなければいけません。
こうしたことを怠って、ついに会うことがかなわずに、先だった人のことは、今でも後悔しています。
誘われたら会わなければいけません。
何やら矛盾したことを書いてしまったような気もしますが、まあそれがこの世代の特徴かもしれません。

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