■節子への挽歌4127:幕山の梅林
節子
幕山の湯河原梅林にユカと行きました。
梅林祭りの最終日でしたが、にぎわっていました。
節子とは何回か行きましたし、いろんな思い出もあります。
最後に行ったときには、湯河原にお住いの高齢の方にあいました。
まちから時間をかけて歩いてきたそうで、たぶん80代後半の男性でした。
椅子に座って、何かを勧めたような記憶がありますが、それは節子のお得意芸でした。
だれとでも仲良くなる。
その前は、自動車で行ったのですが、幕山公園近くで立派な庭のある家がありました。
何を思ったか、節子はそこに車を止めて、庭を見せてくださいと入っていきました。
仕方なく私もそのあとをついて行ったのですが、立派なお庭で、そのうえ、お土産に名前を忘れてしまいましたが、小さな花木をもらってきました。
節子がいなくなってからも、しばらく玄関で咲いていましたが、私が枯らせてしまいました。
その家は、今回もそのままでした。
声はかけませんでしたが。
記憶では、この梅林の奥に、樹木葬の場所があったはずなのですが、私の記憶違いのようで、探しましたが、見つかりませんでした。
ということは、上記の2つの記憶も内容は不正確かもしれません。
過去の記憶は頭の中でどんどん変化することを、最近かなり実感しています。
今回は、幕山の山頂まで行こうと思いましたが、かなりきついのと支度をしていなかったので、ユカからとめられました。
1時間はかかるそうですが、途中まで行きました。
節子と一緒だったら、たぶん無理をしてでも行ったでしょう。
そういう無理ばかりしていたのが思い出されます。
幕山公園はほとんど変わっていませんでした。
考えてみると、もう15年近くたっているのでしょう。
あまり変化がないのが不思議でした。
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