■節子への挽歌4126:久しぶりの湯河原
節子
久しぶりに湯河原に来ています。
ここは、私たちの「終の住処」になる可能性が大きかったところです。
節子は箱根が大好きだったので、元気だったころはよく来ていました。
しかし、節子がいなくなってからは、ほとんど来ていません。
それでも1年に一回くらいは来ていたのですが、今回はそのマンションの管理上、どうしても来ないわけにいかず、ユカと一緒に来たのです。
5年も放置していたため、惨憺たる状況になっていました。
障子は破れ放題で、なんと網戸までがボロボロになっていました。
そのうえ、ガス湯沸かし器は故障していて、お風呂も沸かせません。
それで近くのホテルの日帰り入浴のお世話になりました。
肝心の点検や補修工事は無事終わりましたが、久しぶりなので、少し後片付けなどをして帰ろうと思います。
リビングには2006年7月のカレンダーがかかっていますが、これが節子が最後に来た日付です。
いたるところに節子の痕跡はありますが、なにしろ10年以上放置しているので、とんでもない状況です。
できれば一挙に整理したいのですが、その気がなかなか起きません。
掃除はユカに任せるとしても、まあいろいろとあります。
急いでやると腰を痛めたりしかねないので、ゆっくりとこなしていこうと思います。
明日は時間ができるので、少し湯河原を歩いてみようと思います。
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