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2019/03/02

■節子への挽歌4121:節子と一緒に本を読んでいるような気がしました

節子
最近また、いろいろと本の読むようになってきたのですが、不思議なことに私の生き方を元気づける本によく出会うようになっています。
人から元気づけられることは少なく、どんどん人嫌いになりそうなのですが、なぜか最近は本に元気づけられます。
話題の本からではありません。
だいぶ前に出された本で、あまり目にしたことのない本が多いのですが、なぜかそういう本に出会うのです。

話題の本からは、あまりそうした元気はもらえません。
話題になっていたシェリー・ケーガンの「「死」とは何か」などは、読んでいて、内容のあまりの薄さに驚きました。
なぜこんな本が話題になるのか。
いやなぜこんな大学講座が人気なのか。
話題の本はあまり読むものではありません。

最近読んだ本では、安室知さんの「日本民俗生業論」がとても面白かったですが、その本を読んで、私は実に運のいい時代、言い方を変えれば、幸せな時代に生きてきたことを痛感しました。
こうした本に、違和感なく、私が入れるのは、もちろん私の子ども時代の体験もあるのですが、節子と結婚したことも大きな力になっています。
節子のおかげで、滋賀の農村の文化を垣間見る幸運に恵まれたからです。
そして、節子の生活にも、それが感じられたからです。
もっとも節子は、意識的にはそうしたことから抜け出ようとしていたかもしれませんが、ひとはやはり育った環境に大きく規定されているものです。

この本は500ページもある厚い本なので、節子は読めないでしょうが、もし今、私の隣にいたら、この本について際限なく話が弾むだろうと思います。

最近、もしかしたら、本を読んで元気をもらえるのは、節子も一緒に読んでいるからかもしれません。
そんな気が、ふと、今日、しました。
節子は、読書家ではありませんでしたが、いまになって私の心身を使って、本を読んでいるのかもしれません。
好奇心は強い人でしたから。

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