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2019/04/07

■節子への挽歌4171:「受け身こそ最強の主体性」

節子

画家の友人の個展にうかがった時に、彼から「荘子」にすべてが入っていますよ、というようなことを言われたことがあります。
それで、一度、「荘子」のサロンを湯島でやってほしいと伝えていますが、まだその機会が来ません。
しかし、それ以来、「荘子」のことがずっと頭のどこかに残っています。

先日、湯河原に行ったときに、そこに置いてあった「荘子」を持ち帰ろうと思っていたのですが、忘れてしまいました。
たまたま図書館で「荘子」の解説本を見つけました。
玄侑宗久さんがテレビでやった「100分で名著」をベースにしてまとめた本です。
先日、このシリーズの本で「苦海浄土」の解説を読みました。
このシリーズは軽い読み物なので、すぐに読めますので、気楽に読んでみました。

やはり「荘子」を読んでみようと思いました。
友人が言っていた意味がわかりました。
たしかに「すべてがはいっている」。

本書によれば、「受け身こそ最強の主体性」です。
荘子は、自分の外で起こる変化をすべて受け容れられる柔軟さを持ってこそ、最も強い主体性が得られると書いているそうです。
変化をすべて受け容れるには、自らの感情や判断、分別は邪魔になるので、そういうものも持たない方がいい。
玄侑さんは、「主体的な人格」とは「自分の意志などという人為を埋没させ、状況に完全に浸りきれる人」だと書いています。

これまでの私の生き方を覆されたような気がする一方で、同時に、これまでの私の生き方を肯定されたような複雑な気分です。

ちょうど昨日、巡礼者の鈴木さんから届いた“ツイッタ-はがき”に、こんなことが書かれていました。

サロンがなくなるのは困る!という人が多いのはなによりですね。人になにをいわれても、佐藤さんなら自分の考えでものごとを決めるだろうと思っていましたが、それは間違いかもしれません。天や宇宙や神仏が、人を介して働きかけることがあるかもしれませんから。

「主体性」について、もやもやしていたことが解消されそうです。

 

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