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2019/04/11

■節子への挽歌4181:頼りない生き方の強み

節子

今日はサロンでしたが、小学校時代の同級生の女性たちが3人、参加してくれたのですが、早目にお昼を持ってきてくれました。
一人は霜里農場の金子友子さんですが、彼女は湯島のサロンの時にはいつもおにぎりをどっさり持ってきてくれるのです。
今回は古代米の赤米のおにぎり。
家庭菜園のベテランの永作さんは、手作りの野菜のおかずをつくってきてくれました。
万葉集の先生の升田さんは、デザートのケーキでした。
友子さんが持ってきてくれたイチゴや手作りケーキもありました。
そんなわけで、今日はしっかりとお昼を食べました。
おにぎり2つ。

私が娘と一緒に暮らしているのはみんな知っていますが、みんな心配してくれているのでしょう。
他から見たら、私は何となく頼りなく生きているのでしょう。
まあ事実そうなのですが。
頼りなく生きることになじんだら、人は強くなれます。
私はまだ、その途上ですが。

金子郁容さんから「ヴァルネラビリティ」という言葉を昔、教えてもらいました。
最近は全くお会いしていませんが、湯島には実にいろんな人が来ました。
金子さんの個人的なプロジェクトにも関わらせてもらいましたが、あのころはまだ私も社会の表通りとも接点がありました。
最近はもうほとんどありませんが。

ところがもう一度、少しだけ表通りに関わったらという呼びかけが今あります。
しかし私の価値観が反転してしまっていますので、いわゆる表通りは私の中では裏通りになってしまっています。
今日は、スマート・テロワールのサロンでしたが、みんなの発言を聞いていて、自分がもう全くといっていいほど、違う世界に来てしまっているなと感じました。

乞食の世界、布施の世界、荘子の世界に、ちょっと近づいているような気もします。

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