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2019/04/27

■節子への挽歌4211:敦賀のタケノコ

節子

敦賀のタケノコが届きました。
節子の姉夫婦が送ってくれたのです。
姉夫婦は2人とも足腰を痛めたりしたので、今年は無理だろうと思っていましたが、いつも以上に大きなタケノコが送られてきました。
今年はもう終わりだなと思っていたのですが、思わぬプレゼントです。
半分をジュンのところに持っていきました。

そういえば、昨日の小学校時代のミニクラス会でも私がタケノコを好きなのを知って、わざわざ料理して持ってきてくれた人がいます。
ミニクラス会の時には女性たちがお昼ご飯を持ってきてくれるのです。
今年はタケノコの裏作の年だそうですが、今年もたくさんのタケノコを食べてしまいました。
私には恵まれた年でした。

私は、食生活に関しては、与えられるものを素直にいただくようになってきています。
節子がいたころは、かなり好き嫌いがあったと思いますが、最近の私には節子は驚いているかもしれません。
これも生きる基本をお布施スタイルにしたからかもしれません。

お布施というのは、誰かに何かを恵んでもらうということではありません。
誰かが提供してくれたものは選ぶことなくいただくということです。
「もらう」のではなく、「引き受ける」という方がいいかもしれません。

それは食べ物に限るわけではなく、誰かが何かを私にくれたら、どんなものでも受け取るということです。
そこから「受け取る者の責任」ということが発生しますが、それはそれなりに大変なのです。
だから布施を受けることは、十分に社会的行為であり、利他的な行為なのです。
これはなかなかわかってはもらえないでしょうが、たぶん過去の私のことを知っている節子ならわかるでしょう。

誤解されそうですが、敦賀のタケノコはそんなややこしい話とは無縁に、私にもうれしいプレゼントでした。
あく抜きが大変だと娘のユカは嘆いていますが、まあこれは娘としての責務でしょう。
いや娘の幸せかもしれません。
なにしろ今となってはもう節子の好きなものを料理することはできないのですから。

こういう私の考え方が、娘にはあまり気に入っていないようですが。
困ったものです。

 

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