■節子への挽歌4168:久しぶりの家族会議は大荒れでした
節子
今日はちょっと大変な日になってしまいました。
娘たちと孫と4人で食事に行ったのですが、そこでこれからのことを少し話し出した途端に、ちょっと娘との関係でちょっと気まずい状況が生じてしまいました。
最近、次女との関係がいささか微妙だったのです。
何となくお互いに距離を置いているような感じになっていました。
原因は、それぞれお互いのせいにしていますが、それが歩み寄れずにいたのです。
親子の関係は、ちょっとこじれると難しいのです。
そして2人の娘たちから、私が歳と共にかたくなになってきていると注意されました。
私がそれを自覚しているのかというのです。
詳しいことは、ここには書かずに、位牌に話しますが、ちょっと大騒動になりかけました。
何で食事の時にそんな話をするのかとも叱られましたが、私としては、食事の時だからこそと思って話し出したのです。
隣で孫が食事をしていましたが、孫はそうした空気を敏感に察知するのが伝わってきました。
ちなみにジュンは、今日も自分でも言いましたが、私と性格も話し方も似ているのだそうです。
私は必ずしもそうは思っていませんが、昔からジュンは「こおさむ」と言われているのです。
だからぶつかると大変なのです。
食事を終えて、自宅の戻り、話をつづけました。
私が知らない苦労をジュンもたくさんしていることを気づかされました。
母親と違って父親はなかなか娘のことはわかりません。
そのことを改めて思い知らされました。
疲れがどっと出てしまいました。
節子がいたころ、わが家では家族会議はよくおこなわれました。
節子がいなくなってから、それがうまく作動しなくなりました。
そのうちに家族会議は開かれなくなりました。
家族はお互いのことを知りすぎているがゆえに、うまくいかないこともあります。
相手を思いやることが裏目に出てしまうことも少なくありません。
困ったものです。
そんなわけで、今日は滅入ってしまい、疲労感がどさっと出ました。
親としては今なおどうも「失格」のようです。
節子がいてくれたらこんなことにはならなかったでしょう。
娘たちもそういっていますが。
雨降って地かたまるになるようにしようと思います。
親子関係も難しいものです。
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