■節子への挽歌4232:ネットつながり
節子
自然との付き合いは心を癒されることが多いですが、人との付き合いは思わぬトラブルがつきものです。
今日もまた思ってもいなかったトラブルが発生しました。
私は当事者ではないのですが、私の友人に降りかかってきたトラブルです。
しかもトラブルを起こした方も受けた方も私の友人なので、いささかのやりきれなさを感じます。
ちょっとしたずれから生じたトラブルだと思うのですが、一方の人からは「死んでしまいそう」などとメールが来るとさすがにちょっと心配になります。
しかし人と付き合うということはそういうことでしょう。
トラブルではありませんが、高齢の友人が肺炎で入院という知らせも届きました。
最近はネットがあるため、そういうことが簡単に入ってきます。
しかも悪いことに、ネットの場合は、速報度は高いですが、正確度にかけるところがあります。
しかしいずれにしろ心の平安は影響をうけます。
ネットのおかげで、世間から断絶しての平安は守れません。
今日のように1日、在宅していても友人知人とはつながってしまっているわけです。
ネットでつながるのも良し悪しです。
もっとも知ったからといっても何かができるわけでもありません。
何かをしたくなるわけでもありません。
すぐにお見舞いにいくほどの仲でもありませんし、すぐに仲裁に行くほどの当事者性もありません。
情報が多ければ多いほどいいわけでもありません。
ネットつながりは、むしろ人のつながりを弱めていく可能性さえあります。
そうならないようにしなければいけません。
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