■節子への挽歌4260:密会?
節子
久しぶり「密会」しました。
まあそういえるかどうかは疑問ですが。
私のフェイスブックの記事に関して、ある人から個人的にコメントをもらいました。
私の知っている、地元の人からです。
それで一度詳しく話を聞きたいと思い、会いたいと連絡し、会うことになりました。
ところが、指定された場所が手賀沼公園のベンチでした。
夕方の時間でしたので、レストランを提案したのですが、目立たないところがいいというのです。
まあなんとなく理由はわかりました。
それで昨日の6時半ころから、近くの誰もいなくなった手賀沼公園の水辺のベンチで会いました。
夕陽を映す湖畔がきれいでした。
近くに誰もいない場所を選んで座りました。
なんだかドラマのような話でしょう。
まさに密会、と言う感じです。
そういえば、以前一度こういう体験をしています。
ある人からご自分の見つけた新技術のことでの相談を受けました。
指定してきたのが、あるところの喫茶店でしたが、そこの奥の目立たない場所でした。
周辺を気にしている様子がいかにも印象的だったので、話の内容は覚えていませんが、その様子は記憶に残っています。
その人とはしばらくして連絡がつかなくなりました。
念のために言えば、その人はその分野では有名な人で、大学教授でもありましたが、その技術開発後、人生が大きく変わったようです。
一部で、あの人は利権の世界から「消された」と言ううわさも流れました。
密会は、このようにドラマにつながりますが、今回の「密会」は残念ながら平和なものでした。
夏のように暑い日だったので、Tシャツで出かけましたが、7時を過ぎると湖畔はさすがに寒さを感ずるようになりました。
というわけで、突然、トイレに行きたくなって、唐突に密会を終わらせてもらいました。
幸いに、近くの図書館のトイレにかろうじて間に合いましたが、最近、突然、尿意を催し、困ることがあります。
困ったものです。
そんなわけで、シリアスなドラマではなく、喜劇のような密会になってしまいました。
帰宅途中で近くの奥さんに会いました。
暑いですね、といわれましたが、いえ寒いですとは言えずに、そうですね、と嘘を言ってしまいました。
嘘をつかずに生きることは難しい。
ところで、「密会」の成果ですが、考えの違いは解消されてはいませんが、たぶん理解しあえたと思います。
もうひとつ思わぬ「成果」もありました。
それが実現するかどうかは、かなり先にならないとわかりませんが、また一つ課題をもらった気がします。
人に会うと、これだから困ります。
現世滞在をもう少し延ばすことになるかもしれません。
なかなか節子に会えません。
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