■節子への挽歌4243:仏たちの生み出す世界
節子
昨日は用事が終わった後、東寺展をみにこうと東京国立博物館に行きました。
入館まで40分待ちという混み具合だったので、今回もやはりパスしました。
なかなか東寺展には入れません。
ユカが朝一番がいいといっていたので、改めて朝一番をめざそうと思います。
以前一度、東博での当時に不動明王を中心にした立体曼荼羅展に行ったのですが、実に新鮮な空間でした。
東寺で触れ合う仏たちもいいですが、東寺から出てきた仏たちの高揚ぶりが感じられるだけでなく、360度いずれからも仏たちと接しられる空間は新鮮でした。
今回の東寺展は、行く予定はなかったのですが、先日テレビで紹介されていた番組を見て、やはり行こうと思いなおしたのです。
最近、寺社で仏たちに会う機会が少ないです。
仏は、置かれる場によって変わってきます。
いのちが輝くときもあれば、しぼんでしまうこともある。
かつては生き生きしていた渡岸寺の十一面観音も、陳列室に飾られてからは私には魅力を感じなくなり、会いに行こうという気もなくなりました。
そういう意味では、博物館で展示される仏たちは、私にはあまりしたい気分は出ないのですが、仏たちが生み出す新しい場にはやはり興味があります。
あるいは、たまに出てきて違った表情を見せる仏にも時に共感します。
東寺展はそろそろ終了なので早くいかないとますます混雑しそうです。
来週は行けるといいのですが、いささか不安です。
さて今日は午前中は時間があるので、畑に行って、自然の仏たちに会ってこようと思います。
さわやかな、とてもやわらかな朝です。
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