■節子への挽歌4254:人の振り見て我が振り直せ
節子
みんな歳を取りました。
兄と食事をしていたら、兄に電話がかかってきました。
兄の奥さんからです。
奥さんも外出しているらしいのですが、アイロンの電源を切ってきたかどうか心配なので確認してほしいという電話だったようです。
ちょうど頼んだ料理が席に届いたところでした。
兄はやはり気になったようで、ちょっと家に帰ることになりました。
歩いても10分ほどのところですが、なかなか戻ってきません。
私は一人で食事をすませましたが、30分ほどして戻ってきました。
急いだので、タクシーで戻ったようですが、タクシーだと遠回りになるので、たぶん歩いたほうが速かったでしょう。
しかし、あわてると判断を間違います。
アイロンの電源は切ってあったそうです。
まあ大体においてそんなものです。
歳をとるとこういうことはよくあります。
私も兄から頼まれて、ストーブの電源の確認に行かされたことはありますが、まあその時もきちんと電源は切れていました。
兄と話していて、名前が間違っていたり、勘違いがあったりで、コミュニケーションは時に滞ります。
困ったものですが、たぶん私も同じなのでしょう。
人の振り見て我が振り直せ、ではないですが、兄の状況は私にも起こっているのでしょう。
困ったものです。
今回は、こうしたハプニングのおかげで、兄弟げんかは起こさずにすみました。
しかし、兄弟なのに、どうしてこうも生き方や考えが違うのでしょうか。
いや、違うと思っているのは自分だけで、もしかしたら同じなのかもしれません。
注意しなければいけません。
今回もまたご馳走になってしまいました。
そろそろお返しをしなければいけません。
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