■節子への挽歌4303:真夜中の腹痛
節子
昨夜の真夜中3時半ころ、腹痛で目が覚めました。
昨夜食べた肉のせいでしょう。
これまでも2回ほど経験した痛さです。
武田さんが、めったに肉などは食べられない私に肉をたくさん勧めたので、うっかり肉は苦手なのを忘れてしまったのです。
卑しさが出てしまいました。
実に困ったものです。
私は基本的に菜食中心です。
娘は肉と魚を毎夕、交互に料理してくれますが、肉もたぶん普通の人の半分くらいの量です。
ところが、外食となると何となく食べられるのです。
残すのは失礼だという無意識が働くのかもしれません。
昨日も最後の頃は、もういいよと思いながらも武田さんが私の皿に入れるので、ついつい食べてしまったのです。
久しぶりの焼肉屋だったからかもしれません。
金銭的に質素に暮らしていると時に他者からのご馳走になるとついつい昔のように食べてしまう。
悲しいサガというべきでしょうか。
まあそれはともかく、夜中の腹痛はそれなりにつらいです。
胃薬を飲みに1階までいって、ついでにヤクルトまで飲みましたが、もちろん腹痛は収まらずです。
昔はこういう時には必ず隣で寝ている節子を起こしました。
夫婦は苦しみも喜びのシェアしなければいけないというのがわが家の、あるいは私の勝手なルールでしたから。
不思議なもので、痛みはシェアすると軽減されるものです。
いまは、しかし、それはできません。
いろいろと試みましたが、改善されずに、いろいろと動いているうちに外が明るくなってきました。
お天道様が出てきたら、もう安心です。
しかし、明るくなった外はかなりの雨です。
今日はゆっくり休めそうです。
相馬霊場歩きの靴を買いに行けるかもしれません。
腹痛の時は読書は無理です。
人は頭で本を読んでいるわけではなく、たぶん腹でも読んでいるのでしょうから。
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