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2019/06/12

■節子への挽歌4295:夢と現実

最近、夢をよく見ます。
その関係で、この挽歌でも夢を話題にすることが増えています。

「荘子」に「胡蝶の夢」という有名な話があります。
この場なんかでも以前、2回にわたってそのタイトルで書いたことがあります。
http://cws-osamu.cocolog-nifty.com/cws_private/2008/09/post-9d6f.html

夢と現実は、別の世界のものです。
そして、どちらが実体なのかはわかりません。
現実世界だと思っていることの方が、実は夢なのかもしれませんし、いずれも夢なのかもしれません。
あるいはいずれも実体なのかもしれません。

夢には、おきている自分にはまったく見覚えのない人が出てきます。
あるいは自分では、少なくとも意識の上では知らないことを教えてもらうこともあります。
昨夜見た夢は比較的記憶に残っていますが、一緒に食事をしていた「水野さん」には、私は現世ではあったことがありません。

書きだすときりがないのですが、最近また、夢にだんだん現実感が出てきているのです。
さらに、現実の私の知らない人の登場が増えています。
一昨日、新幹線で隣り合わせた人は、いまはもう記憶にありませんが、何やら私の知らないことをいろいろと教えてくれました。
新幹線での疲れない座り方まで、です。

その一方で、現世の生活から少しずつ現実感が弱まっているような気もします。
地に足をつけていないからだと言われそうですが、それは、地に足をつけていなくても生きていられるということでもあります。

さてこの2つを合わせて考えると、どうなるか。
予定ではあと2~3年は現世での活動を続けようと最近決めたところなのですが、いささか不安があります。
さてさてどうしたものでしょうか。

そういえば最近お墓に行っていません。
明日にでもお墓見舞いに行ってこようと思います。

 

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