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2019/06/17

■節子への挽歌4306:「もう1度、最後の人生を頑張ってみよう」

節子
小学校時代の友人から書籍が箱届きました。
彼女が取り組んできていた協同組合関係の書籍です。
出来れば活用してほしいという手紙が入っていました。

彼女は伴侶に先立たれており、いまは独りで暮らしています。
会社を定年で辞めた後、大学院に通ったり、琵琶を習い始めて今は演奏会をやったり、いろいろとやっていますが、急に転居を決断したようです。
それで、いわゆる断捨離に取り組んでいるそうですが、書籍と写真を廃棄するのが一番つらいようで、関心を持っていそうな私にどさっと送ってきたわけです。
関心が重なっているようで、半分くらいは私の蔵書と重なっていました。
私もたぶん読むことはないでしょうが、彼女の気持ちもよくわかるので、引き受けることにしました。
引き取り手を探さねばいけません。

ところで、なぜ彼女は転居することにしたのか。
手紙にはこんなことが書かれていました。
ちょっと長いですが、また彼女の了解は得ていませんが、転載させてもらいます。

熱海の中銀ケアー付のマンションに転居することにしました。
考えてみますと、何時も何かに向かって生きていたように思います。
でも何かが崩れ、世の中の動きにも幻滅し、どうしょうもないという思いを、如何にかしなければと焦った結果の結論でした。

50年間、住んだ古くて1人では広い家、草むしりも大変、暑さ、寒さも厳しい、買い物も坂あり、谷ありの所からの脱出です。
10年間はここでいいと思っていたのですが、思い立って、引越し先を探していました。
遠くてもよいから景色が良く、温泉付で2部屋以上ある所をと思いました。
そして、そんな所に出会ってしまったのです。

人は、それぞれ家族との距離間や、いろいろなしがらみで生きていると思いますので、私の選択が最良とは思いませんが、私は私なりに、やっともう1度、最後の人生を頑張ってみようと思う気持ちになってきました。それに、いまなら大胆な断シヤリも出来ます。
また、62歳から築きあげてきた「琵琶語り」の世界を深め、新しい人達と繋がりながら何が出来るか、挑戦してみたいと思います。

「もう1度、最後の人生を頑張ってみよう」
私は頑張る人生とは縁を切りましたが、何かはっぱをかけられたような気がしないでもありません。

女性たちの元気には勝てません。

 

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