■節子への挽歌4310:音楽が戻ってきました
節子
昨夜は熟睡しました。
目が覚めたら7時。昨日の疲れもほとんど消えていました。
久しぶりにレコードを聴きながら食事をし、その後、レコードを聴きながら本を読みました。
レコードを聴くのは本当に久しぶりです。
というのも、レコードもプレーヤーも自宅ではなく、すべて転居先と予定していた湯河原に送ってしまっていたからです。
3月に湯河原に行ったときに、数枚のレコードを持ち帰りました。
プレーヤーは、通販でおもちゃのようなものを購入しました。
そして、今朝、初めて聴きました。
持ち帰ったレコードは、節子とよく聴いたポップスです。
今日はシャデラックスと荒木一郎を聴きました。
いずれも今では知っている人も少ないでしょう。
しかし私たちにはそれぞれお強い思い出があります。
聴いているだけで、あのころが思い出され、いまの生き方を変えたくなるほどです。
読んだ本は、昔のものではありません。
偶然なのですが、昨日、図書館から借りてきた「文明に抗した弥生の人びと」。
偶然にしてはあまりに合いすぎます。
あのころの私の生き方につながっている。
著者の寺前直人さんに合いたい気分まで出てきました。
お会いしても何もお話しできないでしょうが。
音楽には生き方を変えさせる力があります。
「文明に抗した弥生の人びと」のメッセージが、効果的に私の気持ちを刺激します。
あの頃を思い出すと今以上に大変な生き方になりそうです。
注意しなければいけません。
しかし、長らく封じていた音楽が、生活に戻ってくるかもしれません。
少し私の生き方も明るくなるかもしれません。
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