■節子への挽歌4275:室内でカマキリが孵化したようです
節子
問題が発生しました。
わが家のリビングの天井に小さな点がたくさんできてしまいました。
よく見ると、なんと孵化したばかりのカマキリの子どもたちです。
それに気づいたユカから、そういえば以前、カマキリの巣をもってきたけれどどうしたのか、と詰問されました。
そういえば、それをリビングに隣接する土間のどこかに置いていたような気がします。
それが孵化して、いまリビング全域に広がっているのです。
なんとかしないと餓死してしまいます。
さてどうするか。
一匹ずつ捕まえて外に出そうと思い、少しチャレンジしましたが、なにしろ天井にいる小さな、しかも実にか弱い生物なので、簡単ではありません。
むしろ自然と外に出てくれるのを祈るばかりです。
フェイスブックに書いたら、節子もよく知っている平井さんが、カマキリの育て方を教えてくれました。
魅力的ですが、生命を飼育するのはそう簡単ではありません。
メダカでさえ死んでしまいますので。
いやはや困ったものです。
家の中に小さな自然をつくるのは私の夢でした。
節子は反対でしたが、私のそういう思いを一番受け入れ、反対しながらも時々協力してくれました。
しかし、考えてみると、それは反自然的なことでした。
家の中で沢蟹やホタルやキリギリスが死んだこともありました。
いまから考えれば、反省することがたくさんなります。
とはいうものの、いまもまだ、できることなら、そうした自然的な空間で暮らしたいと思っています。
そこでいつもながらの短絡思考ですが、宝くじを買おうと思います。
当たったら、いろんな生き物と共棲する家を実現したいです。
いまはゴキブリや蚊や蟻くらいしか、一緒に暮らしてはいませんので。
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