■節子への挽歌4299:沢蟹は来なくなってしまいました
節子
実に残念なことに、広島の竹原からわが家に沢蟹が来ることは実現しませんでした。
やはり地元で棲んでいたいという意向らしく、親子の蟹を見た後、見つからなくなったそうです。
これもきっとお天道様の決めたことでしょう。
またなんとか方法を探さなければいけません。
しかしそれ以上に大きな問題は、わが家の庭の池は家族みんなが反対していたにもかかわらず私の還暦祝いにみんなで手作りしてくれたのですが、私がいなくなったら維持されなくなりそうな気配です。
まあ、いまも私自身がほとんど管理放棄していますので、ひどい状況です。
お天道様の小作人として収穫にもつながらない畑仕事よりも、まずは自分の家の庭や池を手入れしろとお天道様から叱られそうです。
これから少しずつ手入れを始めようと思います。
池は今は周囲の草に覆われて水面さえも見えません。
まあそれほど小さな池なのですが、本来は上の池から下の池に水が流れる仕組みになっています。
もちろん今は流れていませんが、いろんなうつろを仕込んでいますので、いろんな生き物が棲み着きやすくなっています。
以前何回か、沢蟹を放したことがあります。
その子孫がもしかしたらどこかに潜んでいるかもしれません。
魚がいなくなったので一度池の掃除をしたことがあります。
その時には池に大きなガマガエルが棲んでいて、彼がどうもすべての魚やエビを食べてしまったようで、池の掃除をしましたが、誰もいませんでした。
ガマガエルは近くの手賀沼に放してきました。
まあそんな状況ですので、沢蟹は来なくてよかったのかもしれません。
とても残念ではありますが。
今日はいい天気です。
在宅の予定ですので、畑仕事に精出せます。
池の手入れは、今日はできないでしょう。
梅雨に入るので、ともかく畑をやっておかないとまた野草に覆われかねませんので。
小作人には暇などないのです。
お天道様と同時に働かなければいけません。
しかしなぜか暇で暇で仕方がないのですが。
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