■節子への挽歌4316:年に一回の山形便り
節子
今日から我孫子も梅雨に入り、しばらく雨天が続くようですが、今朝は晴れ渡った気持ちのいい朝です。
午後から天気は変わるようですが、相馬霊場歩きはしばらくお預けのようです。
昨日は山形の一大さんからサクランボが届きました。
とても甘くておいしいです。
節子にもお供えしました。
夕方電話したら、彼はまだ仕事で、奥様が出ました。
しかし、その前に電話のナレーションで、「詐欺防止のためにお名前を言ってください」と言われました。
「我孫子の佐藤修です」というおすぐに奥さんが出て、私は詐欺電話にかかりやすいので、と謝ってきました。
失礼ながら、「最近は大変ですね、わが家にも多いですよ」と笑ってしまいましたが、そこから話しやすくなりました。
私は電話が苦手で、会ったことのない女性との電話は特に苦手ですが、最初の導入ナレーションのおかげで親しみを感じたのです。
ちょうどサクランボを受けとった時に、孫が来ていて、ひとつ食べるなり、近くのスーパーのサクランボとは全然違うといっていたそうですが、そのことを伝えました。
朝、パソコンを開いたら、一大さんからメールが入っていました。
年に一回の山形便り、楽しんでいただいたようで、こちらもありがたく感じております。
昨年、実をつけすぎたのか、今年は数がならない年だったそうですが、甘味と酸味のバランスは例年にない良さが出るはずという観測がなされておりまして、お孫さんのお話から考えますと、その観測があたっていたのかなと、産地の居住者として、安心し、さらに嬉しさも感じております。
ありがとうございます。
いかにも一大さんらしいです。
つづいてこんなことが書かれていました。
私も今年、50歳になり、後輩に見聞を広げる機会を提供すべく、出張などは若手を派遣するようにしていることもあり、なかなか上京出来ずにおります。
あの一大さんが50歳、そして後輩を育てている。
感慨深いものがあります。
一大さんとはもう10年以上会っていません。
節子は一度だけ一大さんに会っていると思います。
いつか山形には節子と行こうと思っていたのですが、それが実現できなかったのが残念です。
雨が降り出す前の朝のうちに、今日は畑に行こうと思います。
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