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2019/07/10

■節子への挽歌4329:安居楽業

節子
畑に行けないのが気になっているのですが、このところ天気も悪く温度もまた寒いほどなので、早朝に出かける気にはなりません。
日中は何かとあって、時間が取れません。
兼業農家は大変です。

大変なことはほかにもあります。
わが家の裏庭が恐ろしいほどに荒れていることです。
とても狭いのですが、花木の手入れが全くできておらず、草に覆いかぶせられている小さな池には何がいるかわかりません。
節子がいたら嘆くことでしょう。

荒れていると言えば、最近、気持ちも少し荒れています。
といっても、攻撃的な「荒れ」ではありません。
「荒れ」には2つのタイプがあり、ひとつは攻撃的ですが、もう一つは遮断的です。
周囲の者への関わりを遮断したくなる、つまり自己の世界に閉じこもる「荒れ」です。
攻撃型の場合は、それでも他者への関心があるので、方向が少し変われば状況は一変しますが、遮断型の場合は気力が萎えていき、終焉してしまいかねません。

なかなかうまく書けないのですが、いずれも外部との関係がうまくとれなくなるという点では同じです。
周囲とのバランスがうまくとれなければ、「生きているいのち」を生き生きさせつづけていくことは難しい。
私は、いまちょっとそのバランスを崩しているのかもしれません。

こんなことを書くと、私自身がいま、危ういところにいるような印象を与えかねませんが、そうではないのです。
というのも、そういう状況をそれなりにきちんと把握できているからです。
同時に、そのアンバランスからの気付きの価値もまた実感しているからです。

今朝のフェイスブックに熊本の宮田さんが、「安居楽業の本当の意味を知らなければなりませんね」とコメントしてくれていました。
改めて、自らの生き方を考え直す時期かもしれません。

今日は久しぶりに陽が出てきました。
畑に行けばよかったですが、ちょっと出遅れました。

 

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