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2019/07/17

■節子への挽歌4336:チョンさんからのメール

節子
久しぶりにジャカルタにいるチョンさんからメールが来ました。
ちょっと連絡がなかったので、気になっていましたが、元気そうです。
この3年、日本には来ていないそうです。

節子と一緒に、留学生の交流の場として湯島でサロンをやっていたことがあるのですが、チョンさんはその時の常連の一人です。
マレイシア出身で、節子が元気だったころにはわが家にも来てマレイシア料理を作ってくれたこともあります。
実に気がいい若者で、そのうえ、実に博識でした。
私たちは、チョンさんのことを「ものしりのチョンさん」と呼んでいました。
帰国後、インドネシアに移り、いまもジャカルタで暮らしています。
あれからもう20年ほどたちますので、彼ももう50歳を超したでしょう。

当時、よく湯島に来ていた3人とも次第に交流が途絶えてきています。
金光一さんとは連絡も途絶えてしまいました。
彼が一番の年上でしたが、いまはどうしているでしょうか。

節子との暮らしの中で出会った人たちとの交流も、最近はかなり少なくなってきました。
節子以後、つまり4336日前から、私の交流関係も大きく変わってしまったのです。
節子のことを知っている人もだんだん少なくなってきました。
いいかえれば、4336日以上前の私を知っている人も少なくなってきたということです。

もし節子がいたら、ジャカルタにチョンさんを訪ねていたでしょう。
節子がいなくなってからは、私の行動範囲は極めて狭くなりました。
今年はまだ一度も新幹線にさえ乗っていませんし、飛行機もこの数年乗ったことがありません。
そういえば、チョンさんはこう書いてきました。

この頃、年取ったせいか、元々強度恐怖症の関係で、飛行機乗るのが苦手で、よっぽどのことがなければ、地べたから離れないようにしているもので、日本も直近から約3年近く行っていないのです。

彼も飛行機嫌いなのです。

最後に、チョンさんは、「また何時かお目に掛かれると良いのですが、それでは、また!」と書いてくれていました。

現世で再会できるといいのですが。
金さんも探してみようかと思いますが、5年以上、周りとの交流をとだえていたため、どうやって探したらいいか、考えが浮かびません。
FBで「尋ね人」を書いてみようかと思います。

 

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