■節子への挽歌4321:一緒にいられる時を大事にしろ
昨日はいろいろあって、気分転換にテレビドラマを見てしまいました。
イギリスのドラマ「刑事モース」です。
イギリスに対するイメージが大きく変わったドラマです。
もう23回目ですが、22回目の最後のシーンにこんな会話が出てきます。
モースの上司の警部サンダースがモースにしみじみと語る場面です。
人は出会っては別れる。
いつのまにか道は分れていく。
一緒にいられる時を大事にしろ。
このドラマをずっと見ていると、最後の言葉が心にしみるのですが、見ていなくても私には突き刺さる言葉です。
しかし、この言葉を知っていても、多くの人はある時になって、後悔するでしょう。
一緒の時には見えないのです。
これはなにも、伴侶のことを言っているわけではありませんし、もしかしたら人だけのことだけではないかもしれません。
ただ、最初の「人は出会っては別れる」ということには違和感があります。
私は、一度会った人とは別れないという気がしているからです。
これまで多くの人に会いましたが、関係が切れた人は一人もいません。
交流が途絶えているとしても、またいつか会えると確信しているからです。
だから「一期一会」という言葉も、昔からよく理解できない言葉です。
しかし、「一緒にいられる時を大事にしろ」という言葉はよくわかります。
心したいと思います。
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