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2019/07/24

■自分たちファーストで芸をやっている人たち

吉本興業にまつわる騒動は関係者がどんどん増えてきて、問題もなんだか仲間内の「芸人」たちによって歪曲されてしまい、事の本質とは違った展開になってきています。

その一方で、日本の「芸人」たちの本質が見えてきたような気がします。
それは「芸人ファースト」という言葉に象徴されています。
まさか、こんな言葉が出て来るとは思ってもいませんでした。

反社会性勢力との交流は、芸人ファーストのためにもし必要であれば、是認されるようなのです。
「悪いことは悪い」という原点を失った「笑い」に、私は価値を感じません。
「笑い」の芸は、強烈な社会性を持っていたと思っていたからです。

もっとも、私は、最近の日本の笑いの芸人たちにはずっと『笑い』を感じていません。
北野たけしさんの笑いも理解できませんし、最近の笑いにはほとんどついていけません。

ちなみに、たとえば北海道テレビの「水曜どうでしょう」などは、とても好きな番組でしたし、大泉洋さんは見ているだけで、快い「笑い」が出てきて、幸せになります。

どこが違うのかわかりませんが、漫才もかつての漫才は笑えますが、この40年近くの漫才は腹が立つことのほうが笑うことより多いです。
困ったものです。

涙ながらに記者会見した2人は、自らの責任にきちんと対処していません。
せっかく「真実」を話したら、それ相応の責任を取らねばいけません。
そうでなければ、何のために記者会見したかわかりません。

そんな基本的なことをだれもきちんと諭さないのか、と思っていたら、逆に彼らを弁護する芸人仲間が出てきました。
そして、そこから「芸人ファースト」などという、驚くべき言葉が出てきたのです。

芸人のためなら反社会的行動も許されると、彼らは暗に言っているように思います。
優先すべきは、自分たちの利益ではないでしょう。
そんな人の「笑い」は笑えません。

それにして「自分たちファースト」がはやります。
安倍政権の思想がどんどんと社会に広がっているのでしょうか。

以前も書きましたが、いわゆる『反社会勢力』がなぜ存在するのかにも、こうしたことにつながっています。
「自分たちファースト」であれば、時に『反社会勢力』の存在も必要だから残しているのです。
社会の仕組みや規範は、それぞれの「自分ファースト」の調整で決まってきます。

それが悪いわけではありませんが、だからといって、「錦の御旗」のように掲げていいものでもないでしょう。
大切なのは、それぞれが「社会性」を大事にし、ともすれば陥りがちの自分ファーストを常に戒めていくということです。
そうでなければ、自らが反社会的勢力になってしまいかねません。

それにしても、「反社会的勢力」って不思議な言葉です。
私には、いまの安倍政権も「反社会的勢力」なのではないかという気がしないでもないですが。

いやこれはもちろん「冗談」です。
「録音してないだろうな」という「冗談」と同じく、あんまり適切な冗談ではありませんが。

 

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