■節子への挽歌4360:孫とのバッタ取り
節子
今日もまた猛暑です。
まるであの年の再来です。
あの夏との違いは、節子はいないけれど孫がいることです。
にこは、ジュンから網と虫かごを買ってもらったそうです。
それで畑に虫取りに行こうとわが家にやってきました。
今朝も畑に草取りに行っていましたが、精霊バッタがたくさん飛んでいました。
殿様バッタは最近見かけませんが、なにしろ畑はまた野草に覆われだしていますので、バッタの天国です。
そこに乱入するというわけです。
私は小学校時代は、夏休みにはどんな暑いときも昆虫採集と称して、朝も夕方も、林などに出かけていました。
手入れが悪くてみんなだめになりましたが、中学校時代は標本もつくりました。
節子と結婚した後も、節子までつき合わせて、子どもたちと虫取りに行きました。
キリギリスは一度狙ったら逃しませんでした。
カブトムシもクワガタもどこにいるかはわかりました。
子どもが付き合わなくなっても、節子の郷里に行くと虫取りやカニとりに出かけていました。
節子は嫌がらずにいつも付き合ってくれました。
私が、子ども時代の生き方を継続できたのは、節子のおかげです。
とても感謝しています。
さて孫とのバッタ取りです。
孫はあんまりバッタ取りはうまくありません。
それに大きなバッタはどうも怖いようです。
トカゲは手でつかめるそうですが、バッタは苦手らしい。
だいぶつかまえて、かごに入れて帰宅し、庭に放しました。
にこは大満足でした。
ついでに畑のミニトマトやキュウリももいでくれました。
畑を覆っていたメロンはだいぶ踏みつけられてしまいましたが。
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