■節子への挽歌4358:4代目のパピルス
節子
知人からパピルスを2枝もらってきました。
わが家にとっては4代目のパピルスです。
1代目は家族でエジプト旅行した後でしたが、庭の池の端で元気で育っていました。
しかし、3~4年後に枯れてしまいました。
それでまた新たに花屋さんから購入してきました。
たしか少し品種の違うものでした。
しかし池の手入れがあまりできずに、今度は1~2年で枯れてしまいました。
当時、池にはハスも育てていましたが、これも枯れてしまいました。
池の手入れができなくなってきていたのです。
節子がいるころにもう一度、パピルスを買ってきた気がしますが、それも育ちませんでした。
昨年、今回いただいた同じ人からパピルスを分けてもらったのですが、土に植えずにハスのような感じで育ててしまったために、失敗してしまいました。
それでもう一度、今度は枝を切ってもらい、それをもらってきました。
今度はうまく育てて4代目のパピルスにしようと思います。
わが家の最初の海外家族旅行はエジプトでした。
私以外は、なぜ最初の海外がエジプトなのだとあまり喜ばれなかったうえに、娘には会社をむりやり休ませてしまって恨まれましたが、結果的にはみんな喜んでくれました。
とてもいいツアー旅行で、案内をしてくれた中野さんとは今も交流があります。
最初のエジプト旅行がよかったので、その後も家族は中近東への旅行に抵抗感がなくなりました。
それで、ギリシアやトルコやイランには行けました。
節子との海外旅行はイランが最後でした。
そんなこともあって、パピルスはわが家では人気があったのです。
にもかかわらず育たなかった。
それにはそれなりの理由があるのでしょう。
だから節子がいなくなってからは、パピルスを見ても購入する気にはならなかったのです。
しかし、昨年、偶然に知人のところでパピルスを見て、その人に勧められて一株貰ってきたのです。
それがまた育たなかった。
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