■節子への挽歌4379:孫の選択
節子
今日は夕方、孫たちが来るのでスイカを食べられると思っていたのですが、残念ながら実現できませんでした。
孫はわが家には来ないで、逆に私が呼び出されたのです。
前に何かの予防注射をしたときに、泣かないで注射ができたので何でも好きなものをご褒美に上げようと約束していたのです。
ところが孫が望んでいたものが、ディズニーランドでしか売っていないもののようで、娘がネットで探してくれたのですが、なかなか見つからず、そのうち、私は忘れてしまっていました。
それが今日、電話があって、買いたいものが見つかったので近くの“しまむら”に来て買ってほしいというのです。
約束は守らなくてはいけませんが、スイカを食べに来いと言いましたが、わが家に来るよりも、そのおもちゃを買って、近くの友だちの家に遊びに行きたいというのです。
困ったものです。
スイカのほかにも、いくつか魅力的であろうメニューも付けましたが。友達と遊ぶのには勝てませんでした。
孫とはいえ、彼女の選択を優先しなければいけません。
孫が選んだおもちゃは、1000円もしないスマホでした。
しかも3割引きでした。
私はお金がないので、娘に買ってもらって、孫との約束は果たせました。
たぶん娘が安いものに替えてくれたのでしょう。
買った後、しつこく、スイカを食べに来ないかと誘いましたが、だめでした。
明日はスイカを食べに来いよと言ったら、来ると言っていましたが、どうなりますか。
約束は守らせないといけませんが、無理やり約束させてしまったような気もするので、守られなくても仕方がありません。
しかしスイカはまだ大丈夫でしょうか。
切ったら中身が抜けていたということになるかもしれません。
なにしろもう2週間ほど転がっていますので。
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