■節子への挽歌4367:統合失調気味?
節子
台風の後の、さわやかな朝でした。
西日本には大きな被害を与えた今回の台風も、我孫子は風が強かっただけで、雨もさほど降りませんでした。
台風とお盆のおかげで、私も元気になりました。
思考力も戻ってきました。
畑には、しかしまだ行く気にはなりません。
少し前までは、畑に行くと元気がもらえたのですが、何かが変わってしまっています。
他者と付き合うのも大変ですが、自分と付き合うのも、いろいろと大変です。
しかし、こうした状況は、ある意味で自己の分裂で、統合失調につながるのでしょうか。
あるいは、「悟り」への近づきでしょうか。
まあいずれでも同じようなものですが、こんな風に考えてしまう状況では、まだ心身が回復したとは言えないようです。
作業をしたり、あるいは他者と話したりしていると、それなりに落ち着きますが、一人でパソコンに向かうと、やはり心は乱れます。
困ったものです。
今日も猛暑が予想されていますが、朝の風はとてもあったかで快い。
狭い仕事部屋にいると、「平和」とはこういうことかなと思うほど、静かで穏やかな時間です。
この先に、もしかしたら「ひきこもり生活」があるのかもしれません。
あるいは「涅槃」とはこういうことでしょうか。
思い出せば、節子が元気だったころ、夏に節子の生家に一緒に帰省していたころに、こんな時間があったような気がします。
お盆で帰ってきていた節子が、何かを残していってくれたと思えるほど、今朝はおだやかな時間を、ほんの少しですが、過ごさせてもらいました。
もうじき、節子の13回忌。
空白の12年でした。
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