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2019/08/18

■節子への挽歌4368:死が生を豊かにしてきた

節子

会社時代の先輩から、「科学」の7月号掲載の大橋力さんの論文が面白いと教えてもらいました。
図書館から借りてきて読んでみました。
書き出しを読んで驚きました。
こんな内容です。

宇宙には(生命が生存可能な惑星)は数えきれないほどあるかもしれない。
しかし、それらの生命たちのほとんどすべては,地球生命と大きく違い,〈必然的に到来する生命の終焉〉という事象をもたない。
地球においても,〔自個体の生存活動を有限時間に終結する仕組〕は,原初の地球生命〈原核生命〉にも存在せず,それより15億~20億年も遅れて登場した〈真核生命〉に至って初めて,生命の自律的な終焉が進化的に形成された。

つまり、「生命」と「死」とは別のものであり、死なない生命もあるというのです。
私の認識とあまりに重なっているので驚きました。

この論文の後半では、生まれ変わりや輪廻転生、解脱の話題も取り上げられていました。
私は解脱反対論者、つまり輪廻を楽しむ三世ノマドを目指していますが、そのことも肯定されている内容でした。

科学は時代によって大きく変わります。
現在の科学もまた、たまたま今理解できることを整理したものです。
間にも書きましたが、質量不変の法則が絶対の真理でもありません。
しかし多くの人は、科学という言葉がつくと、それは絶対的なものだと思考してしまいます。
それは生きるための知恵かもしれませんが、世界を狭めてしまいかねません。

この論文は、死が生を豊かにしてきたとも読めます。
私も最近そう思えるようになりました。

 

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